総合技術監理部門の技術士試験コーチングとは
技術士試験は論文式のため、答えは自分の体験・知識の中にあるものを書かねばなりません。コーチングとは受講者の中にある知識や考えを引き出す働きがあります。総監技術士試験指導ではこうしたコーチングの力を用いて、答案を仕上げる言葉を受講者様ご自身の中から引き出します。とくに、総監の5つの管理の知識は青本で学べはするものの、どう活用してよいかわかりません。
このため、他人の書いた答案を覚えるのではなく、自分の言葉で語って書けるため納得のいく答案ができるようにします。コーチング指導は次のようにして行います。
1. 問題の答えを受講者様の中から引き出す(筆記試験対応)
- 総監の問題を解くときに障害となる、わからない言葉や知識をまずほぐします。
- わかるための糸口として、すぐに答えられる事例やたとえから質問します。
- 必ず答えは受講者様の中にあると考えて質問します。
- 質問を繰り返すことによって、正解にたどりつきます。
- 最後に「つまり〜こういうことですか?」と聞いて答え確認します
2. 受講者様に技術士にふさわしい建設的な思考様式を自分のものとしてもらいます。(筆記試験対応)
- 問題の趣旨、出題者の意図について、何通りにも説明することで理解してもらいます。
- 受講者様の視点を変える質問をします。矛盾を感じると自然と修正されます。
- 体験したことの中から、答えにつながることは何かを感じ取ってもらいます。
- 論理的な答えの流れ、すなわち正解に至る思考様式をイメージ出来るようにします。
3. コンサルタント、指導監督的であるためにはどうあるべきか話会います。(口頭試験対応)
- 専門家に対して求められることは、例えばどんなことか。それが受講者の場合は具体的には何か。
- 人を納得させるにはどのように説明すべきか。
- 問題解決や提案をご自身の体験に則して出来るようにします。
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