2017.12.24 上下水道部門のМA様、業務経歴のご相談にお答えしました
この日は上下水道部門の方が業務経歴のご相談に来られました。鑿井(さくせい、井戸掘り)業を営まれるエンジニアの方でした。ご相談のテーマはいくつか工事の実績があり、それらをどのように業績としてプレゼンするかということと、このほかに大学での研究調査論文がありそれをどのように業績としてまとめるかということでした。
業務経歴としては5つの業務を挙げる必要があり、あらかじめ業務経歴チェックシートにまとめていただきました。その結果、下記のように5つの業績が簡潔にまとまり、申込書に書く業績の柱となる業務経歴を短時間でまとめることができました。
業務経歴チェックシートでは、
- 業務名
- 業務内容
- 物件規模、形式
- 応用技術、貢献
- 成果
この5項目を考えることにより、技術者による業務上の貢献が際立つようになっています。特に
口頭試験で評価の対象となる貢献内容と成果の関係については、論理的に関連付けることにより個人のコンピテンシーを試験官に対して強く印象づけられます。
研究論文については論文内容を拝読したところ、現在の市場ニーズにマッチングする内容であるため、その独創性と汎用性から高いコンピテンシーが表現できる可能性があると判断できました。このため業務内容の詳細として、この後の指導の中で論文をベースに体験業務をまとめていくことにしました。