電話コーチングの指導方法についてご紹介します。一例として、総監・機械受験のО様に対して行った、模擬試験の添削説明についての動画をご覧ください。

　この指導は約1時間であり、指摘事項の中心は、経済性管理の対策とコストと信頼性のトレードオフでした。そこで、指導内容は

1. 業務内容を詳しくヒアリングし
2. 総監の視点で整理
3. ふさわしい総監の言葉で表現する

ということを申し上げました。

　総合技術監理部門も他の部門も、技術士にふさわしい考え方は、実は皆様の個別の体験の中にあります。個別コーチングでそれらを聞き出して、その中から技術士にふさわしい対応を引き出して参ります。

 YouTubeの画面で見る

　電話、スカイプ指導では、各受講者様の疑問を直接解決しています。

　技術士のⅡ-2やⅢの応用問題では技術者のコンピテンシー（プロの能力）を測るため、出題者はヒントを与えずに、あいまいな問いかけをします。例えば、

・・・・・である場合に、〜の施工（製作）計画ついての考え方、留意点を述べよ。

というようにです。考え方とは何を考えればよいのか、この疑問に対して次のように指導しています。

1. 問題文の前提条件を解釈して、答えの方向性を絞る。
2. 部門、科目の技術を応用する（試験官はそれを採点する）にはどのような解答となるか。
3. マーケットではどのような需要があるか。
4. 標準的なレベルより品質を高めるには、何をすべきか。

　このように考えれば良いのです。ちなみに、この2〜3がコンピテンシーに相当します。これらを電話やスカイプで相談しながら、絞り込んでいきます。その様子、相談内容を以下に書き出しましたのでご覧ください。