先日に引き続いて再度SZK様(建設部門、鋼コン)が来られました。会社が都心にあるので日本橋セミナールームはアフター5に立ち寄るのに都合が良いそうです。
この日の指導では体験論文の提出(11/10)の最後の仕上げとして次のことをご指摘しました。
- 戦略的な方針を前面に押し出す。やったことをそのまま書くのではない。
- 施工上の制約など「誰でも仕方なく〜した」といえるようなことは貢献内容にならないので簡略化する
- 文字数が足りないときは、提案内容を簡潔にする。逆に、現時点での評価は専門家としての判断をしっかりと書く。
さらにこのような指導の締めくくりとして「今後の展望」について話し合いました。一般に「今後の展望」は接尾辞程度にしか考えられていませんが、経験を積んだ専門家なら正しい展望を持っているはずで、それが表現できれば技術者コンピテンシーは格段に高まるはずです。
幸いSZK様の場合、長年の起用量の設計業務のご経験があり、それらをベースとしたアセットマネジメントをライフワークとされているように拝見できました。私の指導では、そのような経験から読み取れる将来のテーマについてのメッセージを1〜2行の簡潔な展望や見解として表現することをお手伝いしています。 業務経歴と体験論文からアセットマネジメントにおける対応方針を短い文としてまとめました。