この日は2人目の訪問者が来られました。KTH様は情報管理部門で受験され、筆記試験を合格されたため、体験論文の作成指導のため来られました。
口頭試験コースAの指導では、まず、体験論文の業績をチェックして書くべき骨子を論理的にまとめます。次に課題や提案を論理的につなげてみて、貢献の度合いが最大化するようにストーリーを作ります。
KTH様は大企業の情報管理部の管理責任者を務められているということで、業務の内容が管理業務的な正確が強く、技術士の体験論文に必要な「技術応用」の表現ががまだ控えめでした。
この日の指導内容は、
- 管理業務の説明だけだと一般論となって技術が表れにくいので、貢献が際立つよう問題解決のストーリーを導入する。
- 日常的な業務の説明は簡略にして、高度な技術応用について十分説明する。
- 体験を当して得られた新たな知見を表現するため、業務をふり返って反省する。(持ち帰り検討)
- 立派な方針をお持ちなのですが、抽象的ではインパクトが弱いので具体化する。
などでした。