技術士試験は、申込書を書く時点から始まっているといわれています。それは技術士にとって過去の業務経歴が重要であるとともに、その表現力も重要な能力と判断されるためです。このため、受験申込みに必要な書類のうち、特に業績評価の対象となる業務経歴について、効果的な書き方の説明会を行いました。
申込書作成の留意点
受験申込書の第一の目的は、技術士の受験者としてふさわしいか否かを判断するもので、面接時には、試験官は手元に試験の答案用紙と、申込書を置いているので、申込み書は答案と同等の意味を持ちます。したがって、受験申込書中の業務経歴は、受験者にとって、自身の技術的業績・経歴や専攻分野における技術力の優位性を、積極的にしかも自由に表現できる唯一の機会といえます。この唯一の機会を利用して、試験官全員に、受験者自身の技術者としての全体像がいかに技術士にふさわしいかを認識させるため、受験申込書記載の時点から戦略的に対応することが合格への第一歩なのです。
効果的な業務経歴の書き方
- 地位(職名) 「科学技術に関する高等の専門的応用能力」を発揮する立場かつ、自分が責任者として主体となり協力者を指導して行った業務であることが読み取れる名称とします。
- 職務内容 「計画、研究、設計、分析、試験または評価」といった名称を用いて記述します。単純な技能的な業務、研究・設計等に付随する庶務的な業務ではないとわかること。業務の末尾に、「○○の研究」、「○○の設計」、「○○の施工計画」などと記入します。
このほか、職務内容には、物件名以外に、成果を表す言葉、すなわち
物件の規模・難易度が分かる仕様型式応用した技術名業務の結果得られた成果などの要素を記入するようご説明しました。そして、また、大学院における研究経歴についても工夫をする必要があることなどをお伝えしました。
この、申込書の書き方説明会は、このあとも予定しております。予約制ですので、まずはメールにてお申し込み願います。
緊急連絡 申込書の書き方の説明会のご案内
―あなたの能力を120%アピールします!―
申込書(主に業務経歴)の書き方について、疑問をもたれている方が多いようです。このため技術士合格への道研究所では、業績の考え方や「業務経歴欄」の書き方について説明会を開催します。
説明内容
(1) H21技術士試験ではここが問われる
(2)技術士にふさわしい業務経歴とは
(3)これでOK技術的体験論文対策
(4)H20口頭試験結果から今年の業務経歴の必勝対策を考える
日時 第1回 2009年2月 7日(土)10:00〜12:00
第2回 2009年2月14日(土)10:00〜12:00
第3回 2009年2月21日(土)10:00〜12:00
場所 技術士合格への道研究所 セミナールーム
主要駅からの所要時間
東京駅→(総武快速線)→馬喰町→当社 12分 4分+徒歩8分
新宿駅→(都営新宿線)→馬喰横山→当社 16分 急行10分+徒歩6分
羽田空港→(京浜急行、都営浅草線)→東日本橋→当社 37分 直通32分+徒歩5分
参加費 無料
参加方法 予約制ですので3日前までに、「申込書書き方説明会希望」とメールタイトルに書いて、「お名前、携帯番号、携帯メールアドレス、勤務先、受験する部門」を添えて本研究所までメールでお知らせください。