平成20年度技術士第二次試験合格者を人数、合格率で分析してみました。すると、合格者が最も多いのは建設部門であり、続いて総合技術監理部門が多くなっています。建設部門の合格率は13.4%であり、衛生工学部門や情報工学部門と並んで最難関となっています。
建設部門と総合技術監理部門を除くと、以下のようになっています。
一方、建設部門の中では、①道路、②鋼構造及びコンクリート、③河川、砂防及び海岸・海洋が最も多く合格率は、それぞれ14.6%,12.1%,12.7%となっています。なお、建設部門で最も合格しやすい科目と最難関科目はそれぞれ、鉄道と電力土木であり、合格率は、それぞれ16.3%,7.1%でした。