講座をうけてみていかがでしたか? 一番感じたことは?

 本講座の受講前に、C社(昨年末、廃業したようです)の技術士講座を受講したことがあります。添削までのレスポンスが遅く、添削内容も十分ではないため、やる気が削がれた経験があります。本講座は、添削までのレスポンスが早く、添削・電話相談も非常に的確です。添削・電話相談で議論した内容を、必死に答案に反映させていくうちに、技術士試験までモチベーションを下げずに試験まで持っていけたことが一番です。

        講座で学んだことで印象に残っていることはどんなことですか。

 一般論文では、複数ある課題から最重要課題を1つ選び、それに対する解決策を記述します。添削では、課題毎に重要度に大きな差があり、最重要課題としなかった課題についても同じレベルの重要性にしないと、課題解決能力に問題があると感じられてしまう、との指摘があった点です。専門論文では、作成した論文に大きな流れが感じられないため、読み手を説得できるような論文になっていないとの指摘を受けた点が印象に残っています。実際の筆記試験では、専門の1題が予想した問題とほぼ同じ問題であったため、これで落ちたら大変だと思いました。その後、筆記試験の再現論文を提出した際に、佐武先生から「期待が持てますね」という言葉が一番印象に残っています。

        指導内容で一番、合格に役立ったことは何でしたか。

 一番役に立ったのは、添削に関する電話指導です。私は海外出張が多く、直接お会いする機会はありませんでしたが、海外出張中にはインターネット電話を使って何十回も指導していただいたことです。

        講座では、どんな指摘があり、それに対してどう対処されましたか。

 専門論文の指導では、論文の記述が冗長で、専門用語を用いて技術の本質を記述してくださいという指導を受けました。その点を何十回も改善していく過程で知らない間に合格する力がついたのだと考えます。

        講座のテーマとして「技術者コンピテンシー」とか「コーチング指導」に力を入れていますが、それらは役に立ちましたか。

 非常に役に立ちました。コーチング指導を受けることにより、環境部門全体を俯瞰した立場から見られるようになりました。

        筆記試験対策では、過去問を分析して新出問題を予想する指導法をとっていますが、それらは役に立ちましたか。

 非常に役に立ったと感じております。環境部門は、出題範囲が広いため、自分の専門分野以外をどのように準備していくかが、合格までのポイントです。過去問の分析から、分野全体で何が求められているのかを把握した上で、準備していくことが試験合格の近道であると考えます。また、過去問分析は、現在、顧客が潜在的にどのようなニーズを持っているのか常に考えるきっかけにもなりました。 

       経験論文では業績を見直して総括的に捉える方法をとっていますが、それらは役に立ちましたか。

 経験論文を分野全体の総括的な視点に立って見直し、より第3者が理解しやすい論文に修正できたと考えます。

        口頭試験では問答集を練り上げて専門家の見識をアピールする指導法とっていますが、それらは役ちましたか。

 非常に役に立ったと感じました。問答集を練り上げて、自分の声を録音して何度も繰り返し練習しました。実際の口頭試験では、最初に自分の名前と受験番号を言った後、試験官から緊張はあまりなされていないようですね、という問いかけがありました。準備が十分にできたことにより、自分でもやり尽くしたという気持ちが表情にでていたのかもしれません。これも講座のおかげです。 

       講座を受けてみて(ご自分あるいは答案が)良くなったと思える点はどこですか。

 受講前の答案は、非常に無駄な部分が多く、専門技術の見識をアピールするような論文になっていませんでした。パーフェクトコースの受講により、論文に無駄な部分がなくなり、より専門性をアピールできるようになりました。 

       面談(電話相談)は満足できましたか。添削のみの場合との違いはどうですか?

 添削だけでは、関係する部分のみの修正だけで、論文の根本的な問題に気づきにくいところがあります。電話相談により、佐武先生がどのように考えて添削したのかを確認できたところも良い点です。また、電話で問いかけられるうちに、自分自身で問題を発見することにより、回答が飛躍的に改善されるケースが多くありました。

        本講座の受講前の印象と受講後の感想はどうでしたか。

 受講前と受講後の印象は同じです。予想以上だったのは、筆記合格(1027日)から口頭試験(126日)まで、期間がありませんでしたが、その間に電話指導を7回ほどしていただきました。佐武先生の合格させたい、という気持ちが伝わってきました。 

       本講座の指導方法その他についてのご注文がありましたら、どうぞお書きください。

 筆記試験の指導には、特に注文はありません。

 実際の口頭試験では、専門分野に関する質問が予想より多くされました。そのため、問答集では、専門分野全体の見識に関する質問を追加していく必要があると考えます。

        今後、本講座を受講される方へのメッセージは何かありますか。

 合格したい受講生にとっては、佐武先生はさぼらせくれませんので、非常に良い講座です。技術士試験の準備では、自分1人で気が付かない点も改善しなければなりません。本講座は、その点をコーチングにより改善を図り、技術者としてレベルを上げることができるので最適と考えます。

       技術士受験者に送るメッセージがありましたらどうぞ。

 技術士試験は、準備すれば必ず合格できます。次の試験で合格するという気持ちを持ち続けてください。そうしないと、いつまでたっても技術士試験に合格しませんよ。

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