講座をうけてみていかがでしたか? 一番感じたことは?

講座を受けて感じた事は、受験申込の業務経歴から筆記試験及び口頭試験まで、技術士試験全般について幅広い講座内容であるため、この講座を中心に準備をすれば絶対に合格することがそれ程難しくないということです。但し、受講のスケジュールに合わして問題提出を行うことが求められ、仕事を終えた後の夜や出張先で行うなど、常に追われて準備を行うことが大変でした。 

       講座で学んだことで印象に残っていることはどんなことですか。

技術的体験論文の作成に際しては、電話で何回も話し合って作成することができた訳ですが、論文提出の期限が迫っている中で、ぎりぎりまで修正を繰り返し、最後まで妥協しないで論文修正を行ったことが特に印象に残っています。最後まで諦めないで、技術士に求められる専門的応用能力や課題解決プロセス、創意工夫、実用性などについて追及して、最良と思われる論文作成できたと思っています。 

       指導内容で一番、合格に役立ったことは何でしたか。

技術的体験論文は、業務記述チェックシートを基にして作成しました。このチェックシートで用いた技術的課題と問題点の関連付け、問題点の抽出、解決方法への展開などは、筆記試験の選択科目や必須科目においても役立ちました。筆記試験の準備も、想定した問題について、現状、原因、課題、問題点、解決策の方向性、具体的な提案について整理するなど、筆記試験のためのテクニックとして役立ったと思っています。

        講座では、どんな指摘があり、それに対してどう対処されましたか。(記憶に残っている範囲で結構です)

技術的体験論文において、課題、問題点、技術的提案、技術的成果、技術的評価、今後の展望について、関連性や根拠、評価、記載すべき内容などについての指摘が多くありました。その対処としてチェックシートを用いることで項目の細分化及び関連付けを明確にして、夫々の項目について整理する事が出来、それらを繋ぎ合わすことで、論文全体の流れを作ることが出来ました。 

⑤ 講座のテーマとして「技術者コンピテンシー」とか「コーチング指導」に力を入れていますが、それらは役に立っていると感じられましたか。 

 技術的コンピテンシーは、技術士に求められる基本的な資質である事をあらためて理解しました。また、この技術者コンピテンシーは、技術的体験論文や口頭試験の中で試験官によって確認されました。  その点から、論文や口頭試験において、経験業務が再現性のある方法か、技術の応用によって生み出された結果か、問題解決手法などについて、それなりに答える事ができたと考えており、技術者が基本的に備えるべき資質であることを強く感じました。

      記述試験対策では、過去問を分析して新出問題を予想する指導法をとっていますが、それらは役に立ったと感じられましたか。

記述試験対策では、過去問をキーワード、出題の理由、出題者の意図、背景、予想類似問題などにより整理する事で、過去問を区分しました。また、これを基にして、予想される課題を絞り込むことができました。記述試験に際しては過去問の整理により、応用することができるため、有効であったと思っています。私は、最終的に想定される課題を現在抱えている問題点を中心に、選択、必須科目ともに10のテーマに絞り込みました。 

     経験論文では業績を見直して総括的に捉える方法をとっていますが、それらは役に立っていると感じられましたか。

経験論文は、当初自分で作成した論文を基に、違う視点からの指導も受け、論文を見直すことにより、自分では気が付かない点についても明らかにすることが出来ました。また、今後の展望については、どの様な視点で展開すべきか悩みました。当初は自分の分野のみの狭い提案でしたが、指導により土木構造物全体のやや広い視点で新たな提案をする事が出来たと思っています。

      口頭試験では問答集を練り上げて専門家の見識をアピールする指導法をとっていますが、それらは役に立っていると感じられましたか。

口頭試験で重視されることは応用能力であるため、これについて自分の知見を体験論文や失敗した事例・成功した事例などを基にして、如何にアピールすべきか、問答集は大いに参考になりました。また、口頭試験では問答集の類似質問が多くあり、事前に準備していた専門的な知見を応用してアドリブで述べることが出来、大変役立ちました。

      講座を受けてみてご自分(あるいは答案が)が良くなった(上達した、ためになった)と思える点はどこですか。

体験論文について、当初自分で作成した論文は修正を繰り返す内に大きく変わっていきました。まず、課題は何か、そのための問題点は何か、その問題点を解決する方法は何か、技術的な新たな提案は何かなどについて修正を行うことにより、体験論文は課題と問題点の関連性、問題点の適切な抽出、技術を応用した展開、及び実現性を踏まえた提案などを行う事ができ、論文作成に際して大変ためになりました。また、今後の展望については、どのような視点で記載すべきか、どの程度まで拡大した記載にすべきかなど、悩みながら修正を繰り返すことで、実現可能で専門分野の視点を超えたやや広い範囲まで踏み込んだ提案を示す事が出来ました。これは実施の業務においても、今後の展望を考える上で大いに参考になるものと思います。

      面談(電話相談)は満足できましたか。添削のみの場合との違いはどうですか?

面談は遠距離のため電話で対応してもらいました。電話相談は、体験論文作成で4回、口頭試験準備で1回行ってもらいました。電話相談では、添削してもらった論文などを基に行うため、修正すべき箇所、修正内容の意図することを十分に理解できると共に、そのための修正方法や解決方法も電話で話し合うことで方向を見出す事が出来、大変良いと思います。添削のみでは、十分に理解しないままで修正するなどのことが生じると思います。 

     本講座の受講前の印象(ホームページから受ける印象)と受講後の感想はどうでしたか。予想通りであった点、予想外だった点は?

受講前には、佐武さんが私の専門である「河川、砂防及び海岸・海洋」でなかったため、適切に対応してくれるのか不安がありました。しかし、専門と違う視点から論文内容について指摘、指導してもらい、広い視野から論文を作成することが出来たと思います。技術士としての基本的な考えは、全ての分野において共通で、技術的応用能力、実現性をある提案などを如何にしてアピールすべきか、この点について専門分野外であっても問題無く、満足すべき指導であったと思います。指導に際しては、佐武さんも相当勉強されたことと思っております。 

     本講座の指導方法その他についてのご注文がありましたら、どうぞお書きください。

技術的体験論文と口頭試験対策の指導については、大変役に立ち注文はありません。しかし、記述試験の選択科目、必須科目については、どのような問題が予想されるのか、どのような傾向になるのかなどについて、もう少し詰めた指導があれば良かったと思っています。私は、「技術士受験を応援するページ(SUKIYAKI塾)」も参考にして、予想問題を行いました。

      今後、本講座を受講される方へのメッセージは何かありますか。

この講座は、受験申込の業務経歴、技術的体験論文、記述試験の準備、口頭試験準備と殆ど切れ目無く続きます。そのため、受講スケジュールに基づき、効率的に進める必要があると思います。特に、筆記試験合格から体験論文提出までは2週間程度しか時間がないため、筆記試験が終った8月初めから体験論文作成に着手すべきと思います。また、体験論文は業務経歴と関連するものであるため、どのような業務、テーマにするか、受験申込みの際には決めておき、漠然としたもので良いのですがまとめておく事がベターと思います。 

     技術士受験者に送るメッセージがありましたらどうぞ。

技術士試験に合格するまでは、多くの時間がかかるものと思っている人が多いように思います。私も7回目の受験でやっと合格しました。早く、この講座を受講していれば、23回程度で合格できたと思っています。つまり、合格するためには情報量の違いが大きいと思います。適切な情報を基にして、効率的に勉強を行えば23回で合格できるものと思っています。自分一人で準備を行うより、出来るだけ情報や多くの技術士の意見を収集し、それらを適切に選択して、効率的に行うことに尽きると思います。

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