H19年問題「BCP」についての答案作成方法を説明しました。
まず、参加者であるS様は実はこの年に受験されたそうですが、このときの敗因を次のように語っていらっしゃいました。
- BCPという言葉は聞いていたが、自分の業務とつながりを持てなかった。
- 会社のBCPをイメージしたため、広範囲の業務を想定してしまった。
- 広範囲の事業に対してBCPを考えようとしたとき、業務内容が特定できず、答えが思いつかなかった。
そこで、問題の意味を一文一文読み解いて、出題者の意図を確認していきました。
次に「事業」としてなにを想定すればよいかを話し合いました。
そして、答案の各ページに何を書けばよいかを考えました。
その結果、2時間のセミナーの後には、S様は「BCPといえども何も難しいものはなく、これなら書ける」と思えるようになったそうです。 S様の感想はこうです。
なお、この日の説明は次のスライドを用いています。
技術士合格への道研究所ではこのようなコーチング形式の指導で答案がすらすら書けることを目指して指導しています。
さて、技術士を受験される多くの方は、まずは市販の参考書の模範答案を見て勉強されているのではありませんか。手っ取り早い方法ですが、次の問題があります。
- 他人の専門業務は、そもそも分かりにくくて参考にはしにくい。
- 考え方だけを抽出すればよいのだが、それは容易ではない。
- 勢い書かれていることをすべてお手本にしようとすると難しすぎる。
- 参考書を離れて独自に考えようとすると、同レベルに達するには相当苦心する。
S様も同様な悩みを持たれていたそうです。 技術士合格への道研究所では、次のような指導で合格への最短コースを行きます。
各自のもっとも得意な業務を中心として答案を書きます。段階的に答案を書きますので無理がありません。答案に書くべき必須なことは何かを学びますので、減点がありませんコーチング指導ではいつでも納得して学べます。 参加者A様の感想