今回は、H20年問題「リスク対応」についての答案作成方法を説明しました。
まず、
問題を読み解いて、出題者の要求を確認する(リスクの書き方など) ページごとに書くべき内容を割りつける 総合技術監理の5つの管理のどれを書くか決める 総合技術監理の5つの管理の最適な手法を挙げるこのあと、参加者のそれぞれの方からご自身の業務を挙げてもらい、それらを題材としてどのように書けばよいかを考えていきました。 セミナーの内容はスライドをご覧ください。
この日確認された、新たな合格に役立つ知見(答案作成に障害となっていた事項)は次のことでした。
- 製品が明確ではない事業においては、業績の成果は何か言いにくい。
というのは、労務安全やシステム(プログラム)を取り扱う方がいらっしゃたのです。この場合、建設現場や工場など製造現場に比べて、成果物が抽象的で表現しにくく、そのことが、業務やリスクの説明を難しくしていました。
セミナーではこれらの問題に対して次のような具体的対処方法を提案しました。
- 業務のお客様、受益者を明確にする(近隣住民に対する〜)
- 期間、場所を限定する(H20年の労務安全業務は〜)
その結果、問題を難しくしていた要因が解けて解答できる自信がついたようです。皆様の感想は次のように語られています。