この日は土曜の午前10:00〜11:45に環境部門環境保全選択のK様が来られました。相談の点は、
技術士二次試験問題の出題傾向はどう予測したらよいか。過去問分析シートで予測したが、漏れはないか。試験日までの期間に全部の問題は解けないがどうすればよいか。といったことをご相談しました。
まず、講座のカリキュラムでは「過去問分析シート」という様式を用いて過去3年間の出題傾向を予測することにしています。この予測作業がとても役立つ勉強になっています。過去問分析シートでは、
年度問題文キーワードなぜこの問題が出題されたか?何を求めているのか。出題者の意図は?背景にあるねらいは?出題の意図から予想される類題は何か?といった事項を分析します。この結果いろいろな傾向が明らかになりまってきます。出題者の気持ちが感じ取れるくらいまで分析すれば、かなり正確に予測できます
一般的にはキーワードだけの予測が多いようですが、それでは問題は予測できません。講座の指導では、
キーワード問題の問われ方問題の難易度の3つを見て類題を予測するようにしています。
下の写真はK様が綿密に分析された結果です。
ここまで分析できれば十分です。そして、最終的に問題の予想は次の事項を参考にして予測します。
過去問の出題傾向国や市場の今年、最近の新たな動き自分の得意分野は何か、苦手分野は何かこの日はこのような事項を確認して、試験直前の戦略を策定しました。