この日は10:00〜12:00に水道部門、建設部門、機械部門の4名様がセミナーに来られました。
この日は、技術士二次筆記試験の直前対策として、今年の指導で判明した「面白いほど合格できる直前テクニック」5回シリーズの第二回目として、
その2 留意点とは経済的なテクニック(品質管理)
その3 専門キーワードは専門家の思考様式(概念的思考)
についてお話しました。1時間半の説明ののちに活発な質問タイムが30分続きました。
「留意点」は技術者としての経済性や品質を高める能力(コンピテンシー)として試験でチェックされます。そこで、間違いのないの書き方を習得しておくと楽勝できます。
「留意点」とは、その言葉から、ともすると「何かに配慮する」とか「考える」「気をもむ」というように誤解されがちですが、ここで求めているのは技術者のコンピテンシーにほかなりません。したがって、
「普通にやるのではなく、どのように上手にできるか」
という改善提案を示せばよいのです。
試験官は一度しか読まない答案で、そうしたあなたの品質管理に対する姿勢を見ています。品質を高めようとする考え方がはっきり試験官に伝われば、「いつもこうに違いない。これならたいていは上手に管理できるはず」とあなたに対する評価は格段に向上するに違いありません。
また、試験で良く求められる「キーワード」の考え方をご説明しました。参考書の合格アドバイスをうのみにして、「キーワード」は暗記して文中にちりばめるだけで良いとお考えではありませんでしたか。
「キーワード」は知識が大事なのではなく、出題者が求めているのはその「キーワード」が意味する概念を応用(概念思考)して、効果的に問題解決することにほかなりません。
したがって本来は
「キーワード」の概念を応用して、業務課題を上手に解決した。
という改善提案を示さなければ意味がありません。
試験官は一度しか読まない答案で、そうしたあなたの技術応用の姿勢や専門家としての思考様式を見ています。「キーワード」による技術応用の考え方がはっきり試験官に伝われば、「いつもこうに違いない。これなら必ず上手に管理できるはず」とあなたに対する評価は格段に向上するに違いありません。
なお、この内容はメールマガジンに掲載しております。
http://archive.mag2.com/0000141686/20100718114000000.html
http://archive.mag2.com/0000141686/20100722190000000.html