① 講座をうけてみて一番、合格に役立ったと感じたことは何でしたか。
もともと自分が取り組んでいる日々の業務や考え方を、エンジニアリングの観点から丁寧に翻訳し、これを日本語に再変換して表現できればよいことを教わった。以前よりもずっと自然体で試験勉強に取り組むことができたし、能率も高まったと感じている。
② 講座では、どんな指摘があり、それに対してどう対処されましたか。(印象的なものについて)
以前から仕事でよく指摘されていた自分の弱点がなかなか改善できず、改善する方法が分からず悩んでいる時がありました。本講座を受けたことで改善すべき様々な点を分かりやすく教えてもらえ、目からうろこが落ちるような思いをしたことが印象に残っています。
③ 講座のテーマとして「技術者コンピテンシー」開発、「コーチング指導」に力を入れていますが、それらは役に立っていると感じられましたか。
(技術者コンピテンシーとは、技術体系や体験から学習し、貢献を通して成果につなげる能力とお考えください。)
役に立っています。講座を受け始めた昨年1月以降、技術士の題材とは関係なく、自分が取り組んでいた業務の成果とその説明に対する発注者の目は明らかに変わりました。それは劇的な程で驚いています。
④ 講座を受けてみてご自分(あるいは答案が)が良くなった(上達した、ためになった)と思える点はどこですか。
以前の答案がとにかく全く駄目だったので、全般的に改善されたのですが、問題解決のプロセスを自分の頭の中で簡潔にシステム化できたことが成果と考えています。
⑤ 面談(電話相談、音声ファイル)は満足できましたか。添削のみの場合との違いはどうですか?
音声ファイルはありだと思いました。文章や添削だけでは伝わらないものがあります。また、添削もよかったです。両方の組み合わせが効果的だと思いました。
⑥ 本講座の受講前の印象(ホームページから受ける印象)と受講後の感想はどうでしたか。予想通りだった点、予想と異なった点は? 指導内容そのものは、良い意味で期待通りでした。しかし受講を受けて学んだことによって、自分の業績に与えた相乗効果は予想以上に大きな成果がもたらされたと感じています。また面接にも度々応じていただき、佐武先生には本当に感謝しています。
⑦ 今後、本講座を受講される方へのメッセージは何かありますか。
まずはある専門技術分野において一生懸命仕事に取り組んでいる人、プロ意識を持ってがんばっているはずなのに、なぜか技術士試験はうまくいかない人。そういう人に受講してほしいと思いました。受講料は他の講座と比較して高めだと感じるかもしれませんが、技術力向上のための自己投資としてお金を出せる方には安すぎると思うくらいです。これが実感できたことは自分にとって大きな財産です。
⑧ 技術士受験者に送るメッセージがありましたらどうぞ。(合格の秘訣など)
技術士試験はテクニックではなく、エンジニアリングを日本語できちんと表現できるかどうかを問う試験です。
自分が日ごろの業務で取り組んで苦労していることにエンジニアリングの種があります。その種を立派な樹木に育てる方法さえ理解し、自分の仕事にフィードバックできれば、誰もが技術士になれますし、技術士としてふさわしい業績を上げることができるのだと思います。佐武先生より学んだのはそういうことでした。