この日は14:00〜16:00に電気電子部門を受験されるS様が相談に来られました。技術士二次口頭試験の対策として、体験論文対策についてお話しました。
すでに着手されていた、技術的体験チェックシートをもとにどうすれば合格できる答案が書けるかを考えてみました。
S様がこれまで心配されていたことは、
業績の中で技術士にふさわしいことが思いつかない。たとえ筆記試験に合格しても口頭試験を乗り越えられないということでした。
このため、S様から技術的体験チェックシートをいただいて、私から戦略を述べさせていただきました。どのようにして合格できる答案を書くかをご回答したのです。
合格できるための要件とは何か。それは難しくはありません。
というのは
物件、対策の概要で特筆できるものは何か(規模、難易度等)応用した技術は何か(技術名称)自分の貢献はなにか、工夫したこと成果はなにか 金額でも可この4点さえ明確にできれば合格できます。
この参考資料として次の
をご覧ください。
このため、S様の場合も上記4要素をはっきりさせるようにご説明しました。具体的には技術的体験チェックシート添削と口頭説明でもってご説明しました。その結果S様ご自身でも自信を持って業績を考えることができるようになりました。
下の写真はS様の技術的体験チェックシートです。赤ペンで指摘事項を書いてお渡ししました