この日は10:00〜13:00にパーフェクトコースを受講中のT様(機械部門)が面談コーチングを受けられました。T様は米国より帰国されて、移動中の自由時間に立ち寄られました。このような機会に面談できるよう都合付けるようにしております。
この日の指導は業務経歴の内容の検討です。これまでご指摘していた問題点はは。
業務でやったことの内、何が成果に寄与したか整理されていない専門分野の技術名が表れていない業務名、仕様として成果へのつながりが感じられないでした。
ところがいずれもT様が苦労されたこともあり、
- 複雑に絡み合っていて単純に整理できない。
- 苦労が前面に出てきて冷静に考えにくい
- 本質的に何が結果に結び付いたのかはっきりしない
という問題がありました。
そこで、面談コーチングによりご説明したわけです。
まず、問題点は、業績の成果はあるものの本質的な情報・精密機器の技術の応用があいまいということでした。とにかく仕事の処理に関するものが主体で機械の業績としてややものたりない感じでした。業務経歴(口頭試験)で合格できるには、専門分野の技術応用で十分アピールする必要があります。
この原因はT様が製品開発のマネージャーとして、職務へのかかわり度が大きかったためと考えられます。このため、提案内容の業績をひとつひとつチェックしてT様に説明していただきました。下は熱心にノートに書かれた説明の図です。
専門技術の貢献が明らかになる記述内容を申し上げて書きとってもらいました。個別面談コーチングだからこれが可能です。2時間の後、びっしりとメモが書きこまれたT様の業務経歴チェックシートが出来上りました。それが下の写真です。後は仕上げるだけです。
そのあとは今後の指導内容について話し合いました。筆記試験対策では何が問題でどう考えるべきか、実際の過去問をウェブページを表示して解答の考え方をご説明しました。下はそのコーチングの様子です。