本講座では体験業務の分析により、自信の持てる業務経歴を作り上げられるよう指導しています。
具体的には業務経歴チェックシートを用いて次の5項目を考えながら作成していきます。
物件名 できるだけ具体的な名称としてください。大きさや複雑さ以外に、所在地や発注者など物件の難易度に関する情報なら何でも結構です。職務内容 「計画、研究、設計、分析、試験、評価」からふさわしい内容を選定してください。「物件名」と「職務内容」を連結して「業務名」としてください。規模・型式 あまりくどくど書かないでスペック(型式、数値、グレード、仕様)を表す情報としてシンプルにまとめるのが良いと思います。技術名 ○○解析技術、○○予測技術、○○制御技術など。成果 あまりくどくどと書かず、経済性や生産性、高品質をイメージさせるうれしい結果の数値で表してください。これらをまとめると次のスライドとなります。
この日は出来上ったシートをもとにコーチングを行いました。指摘事項は、
- 物件規模として意味のある情報かどうか吟味する
- 貢献と成果の内容が因果関係があること
- 成果の内容がクライアントの視点から見ても意味あるものであること
などをお伝えしました。
このほか機械部門機械設計選択科目の答案練習も行いました。簡易形式の答案練習フォーマット「チェックシート」で答案の骨子の確認を行って方向性を修正しました。