〒103-0008 東京都中央区日本橋中洲2-3
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定休日:不定期
技術士二次試験を一発で合格するにはどうすればよいか。技術士合格への道研究所では過去11年間、数々の指導法の研究をしてきました。その結果、昨年に引き続いて今年の合格発表でも驚異的な成果を生みました。技術士合格への道研究所では、テクニックではない本質的なプロのコンサルタントとしての能力開発を目指して
コンピテンシー理論+コーチング指導
を実践してきました。この一環として、日本橋セミナールーム開設や音声ファイルコーチングなどを行ってきました。
今後とも技術者としての再考の資格、技術士の能力開発の専門機関として指導法の開発に努めてまいります。ぜひご期待ください。
1.はじめに
技術士合格への道研究所では「わかる指導、力の出る指導」を目指しています。
「コンピテンシー理論」とは高い能力を発揮している人の行動特性であり、そのような能力開発理論を応用して効果的に技術者指導を行うものです。
また、「コーチング指導」とは、論文添削だけでなく、答案の考察方法や解答姿勢、ご自分にピッタリの試験戦略を毎回口頭で解説して、かつご自身でも正しく考えられる思考力を養うものです。これらの考え方について、解りやすい動画を用意しました。
http://www.gijutsushi1.com/article/13435282.html
技術士試験の評価尺度が何かは明かされていません。一説には4つの尺度なるものが言われていますが、つまるところ有能なコンサルタントの条件に他なりません。
本マガジンでは、最近の数年間の指導結果を集大成し合格に役立った本質的な考え方より、「一発合格できる体験論文」を紹介します。今回はその1回目です。
2. 一発合格できる体験論文とは
本研究所の講座では基本的に一発合格を目指しており、体験論文についても万全の態勢で添削指導を行っています。そして、過去3年くらいの指導結果より合否判定の尺度を策定してきました。その結果、大きく5つの要件が浮かび上がってきました。それは、
(1)わかりやすい業績概要(体験の広さや技術士らしさがわかる)
(2)技術士にふさわしい課題設定
(3)技術を用いた解決策
(4)鋭い結果の評価
(5)さらなる課題を追い求める専門家らしい探求姿勢
といった5項目です。今回は、「(1)わかりやすい業績概要(体験の広さや技術士らしさがわかる)」についてご説明します。
なお、これらの成果は無料セミナーで公開しております。関心ある方はぜひご参加ください。直近では、8/13に予定しております。
3. 一発合格できる体験論文その1「(1)わかりやすい業績概要(体験の広さや技術士らしさがわかる)」
技術士体験論文では、最初に業績2つについて概要を書くことになってます。概要とは何か。試験官が何を求めているのか解らないために答えが定まらず、物件概要を書いてしまったり、本文の内容の要約を書いてしまったりします。
しかし試験官はこの概要の内容を読んで、しっかり人物を評価しています。体験論文は1つの業績を詳細に検証する論文ですが、概要は2例あり、そこでは業績の幅が読みとられます。
4. 業績の概要で試験官が技術士に最も求めたいこととは
業績の概要で求められていることは次の3つと言えるでしょう。
(1) 業績が技術士にふさわしい「基本4要素」を備えていること
(2) 業績の幅が十分広い
(3)とにかく説明が解りやすいこと
以下、具体的に説明しましょう。
(1) 業績が技術士にふさわしい「基本4要素」を備えていること
技術士にふさわしい「基本4要素」とは次の4つです。
これらは、試験官が業績や受験者を評価するときのチェックリストです。試験官が採点しやすいように、それぞれきっちり表してください。
(2)業績の幅
体験論文では、最初に業績2つについて概要を書くことになってます。概要とは何か。試験官が何を求めているのか解らないために答えが定まらず、物件概要を書いてしまったり、本文の内容の要約を書いてしまったりします。
しかし本来は、技術士が備えるべき業績、すなわち、専門とする部門、専門科目の業績でなければなりません。しかも、その部門、科目のコンサルタントとなることを想定しますと、ある程度の業績の「幅」がなければ実務は務まりません。このため業績2例はある程度系統の異なるものを挙げて幅広さをアピールするのが良いでしょう。
なぜなら、まったく同じような業務を繰り返し行ってきたというだけでは、その部門、専門科目の全般についての対応は難しいものがあると思われます。
従って、メインの業績を選定したら、それとはダブらないで、かつ系統の異なる業績を挙げることが望ましいといえます。
(3)とにかく解りやすいこと
皆様は他人が書いた他人の業績がいかにわかりにくいか想像できますか。試験官が業務概要を読むとき、まず読みとる上での困難と闘っていると考えてください。
受験者は、とにかくたくさんのことを、しかもできるだけ困難な業務であったと、努力や貢献をアピールしたいところです。しかし、それをやればやるほど、文章がわかりにくくなります。
とにかく、業績で最低限表現しなければならないことは何か、と考えて絞り込むことです。
そうすると、結果は上記(1)で挙げた、業績が技術士にふさわしい「基本4要素」に収束するはずです。実際、本講座で指導を受けた全ての方はそのようなまとめ方となっており、とても整然とした導入部分を書かれています。
5. わかりやすい業績概要(体験の広さや技術士らしさがわかる)
のまとめ
技術士体験論文では、できるだけ
と書きたいところです。しかし、試験官が確認したいのは、優れた技術士が備えるべき最低限の特性です。つまりそれは
技術者コンピテンシー
と言えるでしょう。それさえきっちり読み取れればよいのです。
業務概要は、そのあとに続く詳述部分とは役割が異なり、技術者の「技術の幅」を示すものにすぎないと考えればよいのです。そうすれば技術士にふさわしい「基本4要素」を業務概要に書けばよいということが納得できるかと思います。
■最近の指導より
さてみなさんは今年の筆記試験の再現答案は作られましたか。
合格への道はまず「不合格原因」を知ることからです。
技術士合格への道研究所の講座指導は、現段階では先の土日に行われた試験の答案を採点して、答案の合否の判定や弱点の復習をしているところです。
■目的、ねらい
過去の試験での敗因を知らずして、今年の勉強の戦略は立ちません。まずは実際に何がいけなかったのか、客観的に試験官の判断を知ることです。添削では次の3つをコメントします。
技術士合格への道研究所
代表者 佐武良祐
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